狭心症の症状を放置すると危険!医師が警告する初期サインと女性特有の痛み完全解説

狭心症の症状を放置すると危険!医師が警告する初期サインと女性特有の痛み完全解説

狭心症の症状を放置すると危険!医師が警告する初期サインと女性特有の痛み完全解説の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

心臓は24時間休むことなく全身に血液を送り出すポンプであり、自らも「冠動脈」と呼ばれる主要な3本の血管(右冠動脈、左前下行枝、左回旋枝)から酸素と栄養を受け取っています。この血管の内腔が動脈硬化などで狭くなると、心筋への酸素供給が不足して虚血状態に陥り、特有の警告アラートを発します。

臨床現場における診断基準をもとに作成された、以下の初期セルフチェック項目を確認してください。1つでも当てはまる症状があれば、心臓からの危険信号である可能性を疑う必要があります。

チェック項目具体的な自覚症状の特徴発症しやすいシチュエーション疑われる病態・警戒度胸部の圧迫感・絞扼感「重い石が乗ったような重圧感」「帯で締め付けられる感覚」階段昇降、急ぎ足での歩行、重い荷物の運搬労作性狭心症(警戒度:中〜高)左半身への放散痛左肩の強い凝り、左腕内側の痺れ、奥歯や顎の締め付け運動時または精神的ストレス負荷時関連痛・放散痛(警戒度:高)夜間・早朝の胸部絞扼就寝中や明け方に胸が苦しくて目が覚める、息苦しさ安静時、飲酒した翌朝、寒暖差の激しい朝冠攣縮性狭心症(警戒度:高)非定型な倦怠感・息切れ激痛ではなく、胸のざわざわ感、息切れ、全身の脱力感夕方の疲労時、寒冷刺激、家事の最中微小血管狭心症(警戒度:中)

心臓の感覚神経は脊髄を経由して脳へと信号を送るため、脳が痛みの発生源を誤認し、胸だけでなく左肩や首、顎、みぞおちなどに放散痛として現れるケースが少なくありません。整形外科や歯科を何件も受診した末に循環器疾患が判明する事例も頻発しており、「痛む部位」の固定観念を捨てることが早期発見の第一歩です。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。