心臓は24時間休むことなく全身に血液を送り出すポンプであり、自らも「冠動脈」と呼ばれる主要な3本の血管(右冠動脈、左前下行枝、左回旋枝)から酸素と栄養を受け取っています。この血管の内腔が動脈硬化などで狭くなると、心筋への酸素供給が不足して虚血状態に陥り、特有の警告アラートを発します。
臨床現場における診断基準をもとに作成された、以下の初期セルフチェック項目を確認してください。1つでも当てはまる症状があれば、心臓からの危険信号である可能性を疑う必要があります。
心臓の感覚神経は脊髄を経由して脳へと信号を送るため、脳が痛みの発生源を誤認し、胸だけでなく左肩や首、顎、みぞおちなどに放散痛として現れるケースが少なくありません。整形外科や歯科を何件も受診した末に循環器疾患が判明する事例も頻発しており、「痛む部位」の固定観念を捨てることが早期発見の第一歩です。