北中米大会からアジアサッカー連盟(AFC)に割り当てられた出場枠は、従来の「4.5枠」から「8.5枠」へとほぼ倍増しました。これに伴い、サッカー日本代表の予選突破条件およびグループ内のパワーバランスも大きく変貌を遂げました。
アジア最終予選(3次予選)において日本代表は、オーストラリアやサウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアといった難敵が同居する「死の組」と称されたグループCに配置されながらも、開幕から圧倒的な得点力と堅守を披露。ワールドカップアジア最終予選の順位表において常に首位を独走し、他国の追随を許さないペースで勝点を積み上げました。
かつてのような「最終節までもつれる悲願の突破劇」から「世界大会でベスト8以上、頂点を見据えた強化プロセスの予選」へと質的な転換を果たした日本代表ですが、対戦相手の徹底的な引いて守る戦術や中東アウェーの過酷な気候条件など、予選を通じて露呈した細かなビルドアップの課題を本大会までにいかに修正できるかが問われています。