当時の戦闘力インフレにおいて、魔貫光殺砲の威力考察は極めて特筆すべき数値を記録しています。スカウターによる計測データをもとに、当時の戦闘力変動を比較検証してみましょう。
ラディッツ戦の決着において、この技の唯一にして最大の弱点となったのがタメ時間(気を溜める時間)の長さでした。全身の気を人差し指と中指の2本に極限凝縮するため、無防備な待機時間が数十秒から数分間必要となります。実戦では1対1で使用することはほぼ不可能です。
悟空が命がけでラディッツを背後から羽交い締めにし、ピッコロが放った光線が2人の身体を同時に貫いた孫悟空死亡シーンの経緯は、連載当時の読者に強烈な衝撃を与えました。「本来は貴様(悟空)を殺すための技だった」と告げるピッコロの言葉通り、宿敵を葬るために練り上げられた殺傷兵器が、巡り巡って地球を救う最初の一撃となった皮肉な名場面です。