枠連を語る上で欠かせないのが、馬番号で指定する「馬番連勝複式(馬連)」との構造的な違いだ。出走頭数が9頭以上の場合、馬たちは1枠から8枠までのいずれかに振り分けられる。1つの枠に最大3頭が同居するこのシステムこそが、枠連特有のメリットを生み出す最大の要因だ。
たとえば、1枠に1番と2番が配置されたとする。馬連で「1番-3番」と「2番-3番」を買う場合、当然ながら2点分の資金が必要になる。しかし、枠連で「1-3」を購入すれば、1番か2番のどちらかが3番と同枠に入ればその時点で的中となる。つまり、1点の購入で複数頭を同時にカバーできる「保険」のような性質を持っているのだ。
もちろん、同枠の2頭が1着・2着を独占する「ゾロ目(例:1-1、8-8など)」も存在する。このゾロ目を狙い打つ戦略も、枠連ならではの醍醐味といえるだろう。