初登場時に読者を驚かせた「オニャンコポン」という愛らしい響きを持つ名前ですが、そのルーツは極めて厳かなものです。元ネタは、西アフリカ・ガーナのアシャンティ神話における至高神「オニャンコポン(Onyankopon)」に由来します。この神は「天の偉大な者」「すべてを包み込む天空神」という意味を持ち、作中で見せた彼の広い度量や慈愛に満ちた振る舞いとも見事にリンクしています。
また、この強烈なネーミングは現実世界にも波及しました。JRA(日本中央競馬会)において、2022年の京成杯(GIII)を制覇した競走馬「オニャンコポン」の馬名由来も同じくアシャンティ神話の神から名付けられており、競馬ファンとアニメファンの双方で大きな話題を呼びました。キャラクターのインパクトの強さが、カルチャーの垣根を越えて広く親しまれるきっかけとなった好例です。