「なぜこれほど基準価額が乱高下するのか」という疑問の答えは、ポートフォリオの上位に組み入れられている銘柄群の事業特性にあります。本ファンドはビットコインなどの暗号資産を直接買い付けるのではなく、ブロックチェーンエコシステムを支える企業株式へ投資しています。
具体的には、以下のようなセクターの主力企業で構成されています。
・マイニング・ハードウェア関連:データセンター運営企業や高性能半導体メーカー(NVIDIAなど)
・暗号資産取引所・決済基盤:Coinbase Globalや決済大手ブロック(旧Square)など
・ブロックチェーン技術活用企業:エンタープライズ向けクラウド事業者や大手金融機関
これらの企業業績は、暗号資産の取引量やマイニング収益性に直結します。暗号資産価格が急騰すれば企業の売上・利益予想が一気に跳ね上がり、株価が急伸します。反対に市場が調整に入ると、事業収益への懸念から株価が急速に売られるため、ファンド全体の基準価額も過熱と急落を繰り返す構図が生まれるのです。