今季のチャンピオンシップにおいて特筆すべきは、日本人選手たちが単なるローテーション要員ではなく、各クラブの「勝敗を左右する戦術的キーマン」として君臨している点です。
リーズ・ユナイテッドの中盤に君臨する田中碧は、広い視野と卓越したゲームメイク力、さらには泥臭いボール奪取で地元サポーターの心を完全に掴みました。エランド・ロードのスタンドからは個人チャントが鳴り響き、地元紙の番記者も「昇格のためのラストピース」と絶賛を惜しみません。古豪リーズのプレミア復帰に向け、心臓部としてチームを牽引しています。
また、コヴェントリー・シティで躍動する坂元達裕は、代名詞である独特のリズムのドリブルと鋭いクロスで右サイドを完全に支配。ブラックバーン・ローヴァーズの大橋祐紀も、イングランド特有の激しいフィジカルコンタクトに順応し、要所での勝負強いゴールでチームを救い続けています。さらにルートン・タウンの橋岡大樹や、ブリストル・シティの平河悠らも、それぞれの戦術的役割を全うし、チームの順位押し上げに貢献しています。
日本人選手所属クラブがいずれも自動昇格圏や昇格プレーオフ進出ラインに絡む位置につけており、5月のウェンブリー決戦で日本人対決が実現する可能性も十分に現実味を帯びています。