長期利用者の間で最大の懸念事項となっているのが、予兆なく端末が沈黙する「突然死」現象です。各種コミュニティや修理現場からの報告データを総合すると、端末の再起動を繰り返した後に一切の通電を受け付けなくなるケースや、充電器に接続してもランプすら点灯しない「完全文鎮化」の事例が複数確認されています。
電子回路・端末修理の専門技術者による検証によると、この故障の主因は薄型設計ゆえの熱伝導ストレスと基盤(マザーボード)上のハンダクラックにあると指摘されています。6.81mmという極薄フレーム内に高性能SoCを収めた結果、長時間の高負荷処理や急速充電によって発生した熱が効率的に逃げず、経年劣化とともにSoCや電源管理ICの接合部に微細な断線を生じさせる構造的課題が存在します。
さらに、長期利用に伴う有機ELディスプレイの画面焼き付きや、FeliCaアンテナの配置設計に起因するおサイフケータイの読み取り反応のシビアさなど、実用面での経年劣化トラブルも蓄積しやすい傾向が見て取れます。