ザッケローニ元日本代表監督の現在とザックジャパンの真実にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
1953年生まれのザッケローニ氏は、選手としてのキャリアを早期に断念したものの、指導者として下部リーグから這い上がった戦術家です。ウディネーゼを率いて旋風を巻き起こしたのち、1998-99シーズンには名門ACミランを率いて就任初年度でセリエA優勝(スクデット)を達成。インテル、ユヴェントス、トリノなどイタリアのメガクラブを率いた輝かしいキャリアを引っ提げ、2010年8月に日本代表監督へと就任しました。
就任直後の親善試合でリオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表を1-0で撃破した快挙を皮切りに、チームは瞬く間に黄金期へと突入。2011年1月にカタールで開催されたアジアカップでは、準決勝の日韓戦、決勝のオーストラリア戦をドラマチックな展開で制し、見事大会制覇を果たしました。李忠成氏による決勝の伝説的ボレーシュートは、今も日本サッカー史に残る名場面として語り継がれています。
主要大会・対戦カード結果・スコア戦術・チーム状況歴史的意義と評価2010年 国際親善試合(アルゼンチン戦)1 - 0(○ 勝利)4-2-3-1のコンパクトなブロック形成ザック体制初陣。南米の強豪を組織力で封殺し自信を植え付けた。2011年 アジアカップ 決勝(豪州戦)1 - 0(○ 延長勝利)粘り強い守備と交代策(李忠成の投入)アジアの頂点を奪還。チームの結束力と勝負強さが最高潮に達した大会。2013年 親善試合(フランス/ベルギー戦)1 - 0/3 - 2(○ 敵地連勝)高速ショートカウンターと連動攻撃欧州列強を敵地で撃破。「世界に通用する攻撃的スタイル」の完成。2014年 ブラジルW杯 グループリーグ1分2敗(● GL敗退)主導権固執、プランB欠如、初戦逆転負け「自分たちのサッカー」の限界を露呈し、後のリアリズム導入の契機に。