ネット上の口コミや知恵袋では、ボードブックに関して事実と異なる誤解が散見されます。購入後に後悔しないために、よくある2大誤解の真相を整理しておきましょう。
誤解①:「ボードブック版は通常版よりお話がカット・短縮されている?」
これは半分正解で、半分は誤解です。『はらぺこあおむし』や『きんぎょが にげた』などの代表作に関しては、絵も文章も通常版と完全に同一のまま小型・厚紙化されています。ストーリーが省略されているわけではありません。ただし、一部の海外翻訳絵本や大型ストーリー絵本をボードブック化する際、物理的なページ数の制約からエピソードを簡略化して乳児向けに再編集している作品も存在します。「名作のオリジナルストーリーをそのまま読ませたい」場合は、表紙や出版社の紹介文に「縮刷版」「要約版」などの記載がないか確認することが不可欠です。
誤解②:「ボードブックなら絶対に壊れない・破れない?」
厚紙とはいえ、素材のベースは紙です。赤ちゃんが歯の生え始めに同じ角を長時間噛み続けたり、水中に長時間浸かったりした場合は、合紙の接着面が剥がれたり、表面のコーティングがふやけてめくれたりします。「半永久的に壊れない無敵の素材」ではないため、過度によだれで濡れた際は乾いた布で拭き取るなどの基本的なメンテナンスは欠かせません。