「8インチ」という規格は、タブレット以外にも幅広い分野で標準的なサイズとして使われています。
自動車のカーナビゲーションにおける8インチ画面は、横約17.6cm×縦約9.9cm前後の表示エリアを持ちます。従来の標準規格だった7インチ(2DIN規格サイズ)に比べ、画面面積が約1.3倍に広がるため、交差点案内や地図の見やすさが大幅に向上します。インパネ(インストルメントパネル)を専用形状に加工してインストールする車種専用ナビの主力サイズとしても定着しています。
写真のプリントサイズにおける「8インチ」は、8×10インチ(約203mm×254mm)を指し、日本の写真館やプロユースでは「六つ切り(六切)」に近い寸法として扱われます。ポートレートや記念写真の定番フレームサイズです。
海外規格の靴やアパレルを見る際は注意が必要です。靴の「US 8サイズ」は長さをそのまま8インチ(20.3cm)と表しているわけではありません。アメリカの靴サイズ換算において、メンズのUS 8は約26.0cm、レディースのUS 8は約25.0cmを指します。ただし、ワークブーツなどの「8インチブーツ」という呼び名は、靴底から履き口までの筒丈(シャフトの高さ)が約20.3cmであることを示しています。