SNS時代において、フォトジェニックな景観は観光の大きな目玉だ。特に狙い目とされるのは、陽が昇る直前の早朝時間帯。花弁に付着した朝露が朝日に照らされてキラキラと輝く瞬間は、プロのカメラマンでも息をのむほど美しい。
一方で、観光客の増加に伴う「マナー問題」も表面化している。蕎麦畑は観光施設ではなく、あくまで農家が大切に育てている作物の栽培現場だ。写真撮影に夢中になるあまり、畝(うね)に入り込んだり、茎を折ってしまう行為は厳禁である。各地の自治体は、指定された見学エリアや展望デッキからの鑑賞を呼びかけている。