日本で生まれた小さな製菓事業は、現在や世界をまたぐ巨大コンツェルンへと成長を遂げた。特に食品・製菓業界から百貨店、ホテル、化学、建設に至るまで多角化を達成した韓国ロッテグループの規模は、日本事業を遥かに凌駕する。
ソウルの本社幹部たちの間では、東京に拠点を置く初子氏の動向が今なお注視されている。日韓の事業体が複雑に交錯する構造の中で、株式会社ロッテホールディングスを通じたガバナンスの維持には初子氏の存在が不可欠だからだ。韓国の政財界においても、彼女の意向は単なる一族の私事ではなく、巨大グループの安定に直結する重要要素として扱われている。