物語の起点となるのは、小学4年生の少女・久世しずかが置かれた異常な環境だ。父親は蒸発し、母親は夜の街で働き家庭を放置。愛犬のチャッピーだけが彼女の心の支えだった。クラスメイトの雲母坂まりなからは熾烈な嫌がらせを受けながらも、しずかは感情を失ったかのような空虚な笑顔を浮かべ続ける。
そこに現れたのが、ハッピー星からやってきた純粋無垢な異星人タコピーだった。タコピーは「ハッピー道具」を使ってしずかを笑顔にしようと試みるが、その無知と善意はことごとく事態を悪化させる。チャッピーの死、しずかの首吊り自殺というあまりにも絶望的な展開を回避するため、タコピーは無自覚のまま時間を巻き戻す「リボン」を起動。狂気のループが幕を開ける。