終電後の街角で揺れる境界線。「家まで送る」という好意が、現代の若者にとって「リスク」に変わる瞬間

終電後の街角で揺れる境界線。「家まで送る」という好意が、現代の若者にとって「リスク」に変わる瞬間

終電後の街角で揺れる境界線。「家まで送る」という好意が、現代の若者にとって「リスク」に変わる瞬間の要点や背景をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

昭和や平成の時代、夜道を一人で歩かせるのは危ないという理由から、家まで送り届けることは「紳士的」な行動とされてきた。しかし、令和も後半に入った現在、その価値観は大きく揺らいでいる。親切のつもりが、相手にとっては「ストーキングの一歩手前」と感じられるケースが増えているためだ。

都内のIT企業に勤める女性(26)は、「そこまで親しくない同僚から送ると言われると、断る理由を考えるだけで疲れる。自宅のオートロックの外観すら見られたくないのが本音」と明かす。親切心が、結果として相手に精神的な負担を強いるというパラドックスが生じている。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。