流動的で優美な屋根の曲線美。世界的建築家レンゾ・ピアノが手掛けたオリジナルの意匠は、今も色あせない。今回の改修作業では、ピアノ氏が掲げた「自然光の取り込みとオープンな流動性」という基本理念を重視しながら、現代の環境性能とデジタル技術が融合された。吹き抜けを渡る風を感じさせる天井デザインと、温かみのある木目調のインテリアが、出発を待つ乗客に安らぎを与えている。
かつて分散していた搭乗ゲートや商業ゾーンの再配置により、視界が開けた開放感あふれるウォークスルー空間が誕生。次世代の国際空港として、意匠性と実用性の高次元での高まりを体感できる。