「ブラジル産チキンは独特の匂いがして苦手」という声もありますが、その原因のほとんどは「解凍時のドリップ」と「皮の裏についた黄色い脂肪の酸化」です。調理前に簡単な下処理を施すだけで、驚くほど臭みが消えてジューシーに仕上がります。
まず重要なのが「氷水解凍」または「冷蔵庫での半日解凍」です。電子レンジや常温で急激に解凍すると大量のドリップが出て臭みの原因になるため、低温でじっくり解凍し、表面に出た水分をキッチンペーパーで徹底的に拭き取ってください。
続いて、皮をめくった部分にある黄色い脂の塊や血合いを包丁で丁寧に取り除きます。その後、酒大さじ1、塩小さじ1/2、砂糖小さじ1/2を揉み込む「ブライン液(保水液)漬け」を15分ほど行うか、生姜やニンニク、ヨーグルトなどに漬け込むことで、肉の繊維が柔らかくなり、臭みが完全にリセットされた極上の仕上がりになります。