群馬県安中市の横川駅を目指すルートは、都市型の頻発運行とは対照的に、鉄道ダイヤの制約を強く受ける。高崎駅から信越本線に乗車して終点の横川駅にアプローチする場合、運行本数は1時間に1本程度となる時間帯が多く、1本の乗り遅れが旅程全体を狂わせるリスクを孕んでいる。
ここで押さえておくべきは、横川駅 始発 終電のタイムスケジュールだ。高崎発の始発列車は午前6時台から動き出すが、夜間帯の横川駅発・高崎行きの終電は21時台後半から22時台前半で幕を閉じる。観光目的で碓氷第三橋梁(めがね橋)や「アプトの道」、碓氷峠鉄道文化むらを訪れる場合、日没とともに周辺の交通網が劇的に縮小する点に細心の注意を払わなければならない。
さらに、かつて鉄路で結ばれていた軽井沢方面へ抜けるための生命線である「ジェイアールバス関東(碓氷線)」は、季節や曜日によって運行ダイヤが大きく変動する。新幹線が発着する軽井沢駅から横川駅へバスでアプローチする場合、紅葉シーズンや連休中は旧国道18号線の渋滞により、定刻所要時間(約34〜40分)を大幅に超過することが常態化している。群馬側の横川駅へアクセスする際は、前後の乗り継ぎに最低でも30分のバッファを組み込むことが鉄則だ。