日本の結婚における年齢差は、過去数十年間で顕著に縮小傾向をたどっています。厚生労働省人口動態調査の集計および国立社会保障・人口問題研究所が公表した出生動向基本調査の分析によると、初婚年齢差の推移データにおいて、夫と妻の平均年齢差は長期的に縮小し続けており、夫妻の平均初婚年齢差は約2.2歳〜2.3歳差で推移しています。
この傾向を裏付けるのが、民間婚活の現場から届く最新の成婚実績です。成婚カップル9,394組の追跡データを分析したIBJ結婚みらい研究所の発表資料によると、成婚カップルの平均年齢差は2017年時点の4.23歳から、直近では2.77歳差へと縮まりました。8年間で約1.5歳も年齢差が縮小した計算となり、結婚相談所の現場でも「同世代と巡り合いたい」というニーズが圧倒的多数を占めています。
かつて当たり前とされた「男性が5歳以上年上」という家族像は過去のものとなりつつあります。背景には、共働き世帯の一般化に伴い、生活感覚や対等なキャリア意識を共有できる相手を求める「同類婚」へのシフトが定着した事実が指摘できます。