現在、大阪市中央区本町の旧所在地へ足を運んでも、キンコーズの青いファサードを目にすることはできません。キンコーズ御堂筋本町店の現在のステータスは「営業終了(完全閉店)」となっており、現地での店頭受付やセルフコピー機の利用は不可能です。長年この店舗を頼りにしてきたビジネスパーソンが現地を訪れ、「まさか無くなっているとは」と驚き戸惑うケースが後を絶ちません。
利用者が最も気にかけているキンコーズ御堂筋本町店閉店の真相を探ると、単なる一店舗の不採算による撤退ではなく、キンコーズ・ジャパンが進めてきた「都市型店舗ネットワークの構造改革」が浮かび上がってきます。大阪の商業・オフィス動態において、本町・船場エリアは古くから繊維商社や金融・IT企業が集積する巨大なワークプレイスでした。しかし、ペーパーレス化の加速とハイブリッドワークの浸透により、オフィスワーカーが「その場で紙を擦り出す」頻度は劇的に減少しました。
公式発表および当時の業界動向を振り返ると、同社は路面店を無数に配置する分散型モデルから、大型印刷機と専門スタッフを集約した「ハブ拠点」と、オンライン受取やサテライト拠点を連携させる高効率モデルへのシフトを決断。その統廃合プロセスの一環として、御堂筋本町店は肥後橋店や堂島店といった近隣の大型店へ統合される形で幕を下ろしました。現在検索されている「キンコーズ御堂筋本町店営業時間」という情報は過去のアーカイブであり、実店舗は稼働していません。