一年の中で最も店舗周辺が狂乱の様相を呈するのが、恒例の「年末年始鮮魚大売り出し」の期間だ。年越し用の特大ズワイガニ、肉厚な新巻鮭、極上の天然本マグロ大トロ、自家製伊達巻を求めて、都内全域や埼玉方面からも押し寄せる客で改札周辺まで長蛇の列が形成される。
この大混雑を乗り切るための鉄則は、午前中の早い段階での入場規制を織り込み、開店直後ではなくあえて正午前の搬入ピークを狙うか、取り置き可能な乾物類を事前日程で買い揃えておく二段構えのスケジュール管理だ。寒風吹きすさぶ年末の構内に熱気をもたらすこの光景は、もはや地域の歳時記として定着している。