医療情報メディアのメディカルノート等でも指摘されている通り、自己ケアで様子を見てよい期間はせいぜい2〜3日だ。市販の軟膏を塗っても痛みが引かない場合や、小鼻の外側まで赤く腫れ上がり熱感を帯びてきた場合は、迷わず医療機関の門を叩くべきだ。
日本皮膚科学会の診療指針でも、深部に達した面疔に対しては内服の抗菌薬による全身投与が推奨されている。鼻腔の深い場所や鼻中隔(左右を分ける仕切り)に近い部分のトラブルは耳鼻咽喉科、鼻の頭や皮膚表面の強い赤み・化膿が主症状なら皮膚科を受診するとスムーズだ。発熱や激しい頭痛を伴う場合は、感染が拡大している警告サインであるため、夜間であっても救急外来の受診を考慮しなければならない。