ディープボンドの競走成績を振り返ると、その舞台のほとんどが最高峰のG1レースであることが分かります。3歳春の京都新聞杯で重賞初制覇を飾って以降、長距離路線のトップランカーとして君臨し続けました。
特に特筆すべきは、伝統の長距離戦天皇賞(春)における圧倒的な安定感です。2021年、2022年、2023年と3年連続で2着に好走し、迎えた2024年にも6番人気の低評価を覆して3着に激走。4年連続で馬券圏内を確保するという、近代競馬では極めて稀な偉業を成し遂げました。
また、暮れの大一番である有馬記念でも強烈な存在感を放ちました。2021年の有馬記念では、圧倒的なスタミナを武器にエフフォーリアの2着に粘り込み、ファンを熱狂させました。阪神大賞典連覇(2021年・2022年)を含め、タフな条件になればなるほど真価を発揮するレースぶりは圧巻です。