ノルウェー国内では、公共放送NRK(ノルウェー放送協会)が連日トップニュースで宮廷の動揺を報じ、タブロイド紙は関係者の証言を次々と暴いている。かつては王室のプライバシーに配慮していた現地メディアも、法の下の平等を掲げて容赦のない追及を続ける。
この騒動は瞬く間に国境を越えた。Netflixの歴史ドラマや『アトランティック・クロッシング』の世界的ヒットによって、北欧の王室史に対する関心はかつてないほど高まっている。国際ジャーナリズムは、英国王室のヘンリー王子問題を彷彿とさせるスキャンダラスな王室ドキュメンタリーの格好の題材として、オスロの情勢を注視している。プライベートを切り売りされるプレッシャーは、療養中の妃の心身にさらなる重圧を与えている。