大階段での座り込みは厳しく禁止されている。石段の上に腰を下ろした瞬間、警笛を鳴らした警察官が即座に駆け寄ってくる。指示に従わずに座り続けたり、飲食を行ったりした場合には最高で400ユーロの過料が科されるリスクすらあるのだ。大理石の傷つきや落書き、ごみの放置を防ぐための措置であり、現地の法執行は一切の妥協を許さない。
スーツケースなどの重い荷物を引きずって階段を下りる行為も禁じられている。旅行者が意図せず歴史的建造物を傷つけてしまうトラブルが相次いだためだ。現地を訪れる際は、荷物の取り扱増や立ち止まる場所に最新の配慮が求められる。