過熱する人気に伴い、現在の予約難易度はかつてない高まりを見せている。確実に入店を果たすためには、ディナー営業開始直後(17:30)または2巡目を狙った20:30以降の遅めの時間帯を狙うのが鉄則だ。少人数なら週前半の平日テーブル席に狙いを定め、4人以上のグループであれば、毎月1日の受付開始と同時に宴会コース枠を確保するのが最もスマートな攻略ルートとなる。
そして、常連の間で密かに囁かれているのが、黒板メニューにも載らない「限定裏メニュー」の存在だ。李氏が特別なスパイスと厳選した骨付き肉を数日間煮込んで仕込む「山西風黒酢煮込み羊肉(羊蝎子)」や、自家製発酵高菜の風味が際立つ「老壇酸菜莜面」は、仕込みのタイミングが合った常連にのみ口頭で案内される門外不出の逸品。初訪であっても、丁寧な物腰で「今日のおすすめの郷土の裏仕込みはありますか」と尋ねることで、この秘められた美味への扉が開かれることがある。