東京の気候リスクは、もはや7月や8月だけに限定されない。近年特に問題視されているのが、4月後半から5月にかけて発生する「早期熱中症」だ。
体が暑さに慣れていない時期に突如として30度を超える夏日が訪れるため、救急搬送されるリスクが高まる。日傘や水分補給といった熱中症対策は、黄金週間を待たずにスタートするのが新常識となりつつある。
一方で、秋口の台風シーズンも変化を見せている。台風自体の勢力が衰えないまま首都圏に接近するケースが増えており、強風による建物への被害や地下街への浸水対策など、複合的な防災意識が年間を通じて求められる時代に入った。