すべての発火点は、伝説的クルーであるオッド・フューチャー (Odd Future) だった。DIY精神に満ちたスケートビデオ、過激なリリック、手作りのミックステープで世界を騒がせた十代の少年たちは、それぞれが時代を代表するアーティストへと成長を遂げた。
そのコミュニティ精神の延長線上に位置するのが、彼が主宰するフェスティバル、キャンプ・フロッグ・グナウ (Camp Flog Gnaw) だ。遊園地と音楽フェスを融合させたこの祝祭は、単なるライブイベントではなく、彼が愛するカルチャーそのものを具現化したユートピアとして、毎年チケットが即完売する絶対的なプラットフォームとなっている。