現在、日本の外食産業においてひときわ異彩を放っているのが、手軽に本格的な魚料理を楽しめるファストフード型スタイルの台頭である。その潮流を決定づけたのが、首都圏を中心に爆発的な人気を広げる「しんぱち食堂」だ。
かつて和食店といえば、提供までに時間がかかるイメージが強かった。しかし同店は、独自開発の炭火焼機器を導入することで、注文を受けてから香ばしく焼き上げるスタイルを確立。ほんの数分で温かい魚定食が運ばれてくるスピード感と高クオリティの両立を実現した。朝早くから夜遅くまでの営業形態も手伝い、多忙なビジネスパーソンや一人客の心を掴んで離さない。