この幻想的な空間は、決して一夜にして出来上がったものではない。行事の運営を力強く支えているのは、NPO法人なら燈花会の会を中心とする市民ボランティアや地域住民の手による地道な活動だ。一輪一輪のカップに手作業でろうそくを置き、火を灯し、そして終演後に回収する過酷な作業が連日繰り返されている。
1999年の発足以来、地域に根ざした草の根の情熱が受け継がれてきたからこそ、この温もりある光の情景が維持されている。地元の人々の深い思いと奉仕の精神が、訪れる人々の心に深い感動を残す最大の理由なのかもしれない。