「娘が弁護士」というイメージが定着した最大の背景には、彼が長年MCを担当した日本テレビ系の看板番組『行列のできる法律相談所』の存在が大きい。法務・法律という一見堅苦しい題材を、切れ味鋭いトークと卓越した笑いのセンスでエンターテインメントに昇華させたこの番組は、最高視聴率30%超を叩き出すお茶の間の怪物番組だった。
番組内では著名な弁護士軍団と軽妙なやり取りを繰り広げ、法律問題に対する深い洞察と鋭いツッコミを見せていた。視聴者の頭の中に「島田紳助=法律・弁護士のプロフェッショナルたちを率いる顔」という強いインプットがなされたことは疑いようがない。この強い番組イメージが、後年になって「そういえば彼の娘も法曹界に進んだのではないか」という記憶のすり替わりを生み出したというのが、芸能ニュースの取材陣の間で最も有力な分析とされている。