1998年のテレビドラマ『GTO』で俳優としての頭角を現した彼は、翌1999年、特撮ファンにとって忘れられない作品と出会う。『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の緑の戦士、ショウ/ゴーグリーン役だ。熱血漢でありながらどこか愛嬌のあるキャラクターを全力で演じ切り、一躍全国の子供たちと親世代の心を掴んだ。
さらに2003年、『仮面ライダー555』で演じた三原修二/仮面ライダーデルタ役は、彼の役者としての深みを証明する一作となった。葛藤や恐怖を抱えながらも戦いに身を投じる複雑な心理描写は、今なおファンの間で作中屈指の名演として語り継がれている。2つの大人気特撮シリーズで主要ヒーローを演じ分けたキャリアは、日本の特撮作品史においてもきわめて異色の存在だ。