笑うと頬が盛り上がるのは整形の失敗?不自然な原因と後悔ゼロの改善法

笑うと頬が盛り上がるのは整形の失敗?不自然な原因と後悔ゼロの改善法

笑うと頬が盛り上がるのは整形の失敗?不自然な原因と後悔ゼロの改善法の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

結論から言えば、真顔では整って見えても「笑った瞬間に頬がボールのように硬く突き出る」「目元が圧迫されて目が極端に細くなる」状態は、施術設計のズレや適応ミスによる機能的・審美的なアンバランスが生じているサインです。いわゆる「アンパンマン顔」や「ピエロのような張り感」と呼ばれる現象には、明確な解剖学的理由が存在します。

人間の顔面には、口角を斜め上に引き上げる「大頬骨筋」や「小頬骨筋」、上唇を持ち上げる「上唇挙筋」など複数の表情筋が複雑に走行しています。自然な笑顔では、これらの筋肉が収縮することで頬の脂肪体(メーラーファット)が適度に上方へ押し上げられます。しかし、皮下組織や骨膜上に過度な充填物が存在すると、筋肉の収縮に伴ってボリュームが逃げ場を失い、前方へ異常に突出してしまうのです。

日本美容外科学会(JSAPS/JSAS)の学術発表等でも議論される「オーバーフィルド・シンドローム(過剰注入症候群)」はまさにこの状態を指します。加齢によるゴルゴラインやほうれい線を消そうとボリュームを足しすぎた結果、真顔のシワは消えても、表情を動かした瞬間に皮膚がパンパンに張りつめ、笑うと頬が硬いという異物感につながります。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。