かつて昭和の時代、日本人女性の平均的なバストサイズはA〜Bカップが中心とされていた。しかし平成に入り、下着メーカーが公開してきた出荷動向などのデータによって、CカップやDカップの割合が急増したことが大きな話題となった。食生活の欧米化や乳製品・たんぱく質の摂取量の変化、さらには補正機能を持つ下着の普及などがその背景として指摘されてきた。
ただし、こうした出荷比率はあくまで「販売されたブラジャーのサイズ割合」であり、人口全体の正確な解剖学的平均値を直接示しているわけではない。売れ筋のサイズや、脇や背中の肉をカップ内に寄せる補正技術のトレンドが数字を押し上げていた側面も見逃せない点だ。