オナラがよく出る原因とは?臭いの違いや危険な病気のサインを徹底解説

オナラがよく出る原因とは?臭いの違いや危険な病気のサインを徹底解説

オナラがよく出る原因とは?臭いの違いや危険な病気のサインを徹底解説についての真相をお届けします。

健康意識の高まりとともに、「食物繊維を大量に摂れば腸内環境が整っておならも減る」という言説がネット上で散見されますが、これは臨床現場の視点から見ると重大な誤解を招く落とし穴です。

食物繊維には「不溶性」と「水溶性」の2種類が存在します。便秘やお腹の張りガスだまりに悩む人が、ゴボウやサツマイモ、玄米などに含まれる不溶性食物繊維を短期間に過剰摂取すると、腸の蠕動運動が追いつかず、かえって便が詰まりガス産生を爆発的に促進させてしまいます。過敏性腸症候群(IBS)のガス型患者においては、高FODMAP食(発酵しやすい糖質を多く含む食品)を過剰に摂取することで症状が悪化するケースが医学的にも実証されています。

また、「おならを限界まで我慢しても自然に消えるから問題ない」という認識も危険です。我慢したガスは消滅するのではなく、大腸の粘膜を通じて毛細血管から血液中に溶け込み、全身を巡った後に肺から呼気(息)として排出されたり、皮膚から放出されたりします。腸管内圧の上昇は腸の血流障害や憩室炎(けいしつえん)のリスクを高めるため、生理現象としてのガスを過度に抑え込む習慣は避けるべきです。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。