大手英会話スクールの指導現場やオンライン英会話の受講データ、SNS上の学習者の声などを分析すると、日本人が最もつまずきやすいポイントが浮かび上がってきます。
典型的な間違いが、「偶然会った」を「I met my friend on the street」と言ってしまうケースです。ネイティブの語彙感覚において、meetを単独で過去形(I met...)で使うと、「約束して待ち合わせをした」あるいは「初めてその人に出会った」と解釈されがちです。
街角や駅でばったり遭遇したという偶発的な出来事を正確に伝えるには、以下の表現が適しています:
・run into / bump into: "I ran into an old colleague yesterday."(昨日、偶然昔の同僚にばったり会った)
・see(過去形): "I saw Mike at the supermarket."(スーパーでマイクを見かけた/会った)
ネイティブの無意識の感覚では、「meet=意図的な接点・約束」、「see=視覚に入る範囲での出来事」、「run into=物理的な衝突に近い偶然の遭遇」という棲み分けが明確になされています。