「どんな場所でも自由に置いて良いか」というと、環境や衛生面から避けるべきポイントがいくつか存在します。シーサーを置いてはいけない場所とその理由を論理的に整理します。
第1に「床への直置きや足元」です。神聖な魔除けの象徴を足で跨いだり見下ろしたりする位置に置くことは、風水上・礼儀上の観点から好ましくありません。下駄箱の上や棚、サイドボードなど、大人の胸から目線の高さ(約100〜140cm)に設置するのが理想的です。
第2に「湿気がこもりホコリが溜まりやすい不潔な場所」です。換気の悪い物置同然のスペースや、ホコリを被ったまま放置される状態は、守り神としての役割以前に空間の衛生環境を損ないます。「置く場所を綺麗に掃き清める行為そのものが魔を祓う」という意識を持つことが推奨されます。
トイレや水回りへの設置に関しては意見が分かれますが、小型で清潔に保てるモダンなデザインのものであれば問題ありません。ただし、悪霊の侵入を防ぐという主目的に照らし合わせると、外気と直結する玄関やベランダ側の窓際が最も理に適ったポジショニングです。