長襦袢を羽織る前に行う「土台作り」こそが、仕上がりの美しさと快適性を左右します。まずは足袋を履き、肌襦袢と裾除け(またはワンピース型肌着)を着用した状態からスタートします。
ステップ1:薄手フェイスタオルによる胸元補正
薄手のフェイスタオルを縦半分、さらに横半分に折り、鎖骨の下からバストトップの上にかけてのくぼみを平らに埋めるように配置します。バストが大きい方は和装ブラジャーでトップをなだらかに抑え、鳩胸のような緩やかな筒状のボディラインを作ることが鉄則です。
ステップ2:半衿と衿芯のセッティング
長襦袢の衿には、あらかじめ半衿を縫い付けておきます。半衿付けが手間に感じる場合は、両面テープや専用の安全ピンタイプの留め具を使用する方法も広く浸透しています。衿の裏側にある通し穴から衿芯(カーブの向きは外側へ反る形)を差し込み、背中心と衿先がきれいに左右対称になるよう馴染ませておきます。