コロナ2回目感染は本当に軽い?重症化リスクや感染間隔の真実を徹底解説

コロナ2回目感染は本当に軽い?重症化リスクや感染間隔の真実を徹底解説

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体内には一度戦ったウイルスの記憶が残っているはずなのに、なぜ再び感染してしまうのでしょうか。医学的な裏付けから導き出されるコロナ二回目感染理由は、主に2つのメカニズムに集約されます。

第1の要因は、血中の中和抗体価が時間の経過とともに自然減退することです。感染後に体内で産生される中和抗体は、侵入してきたウイルスを細胞に入り込ませない「防壁」の役割を果たします。しかし、コロナ再感染抗体期間の持続性は決して長くありません。感染直後から徐々に低下を始め、数ヶ月が経過すると粘膜表面の防御力は大きく落ち込みます。

第2の、そして最も決定的な要因がコロナ変異株再感染による免疫逃避です。ウイルスは自身のスパイクタンパク質のアミノ酸配列を次々と変異させ、過去に獲得した抗体が結合しにくい形状へと姿を変えています。過去の株によって作られた抗体という「鍵穴」に、変異したウイルスの「鍵」が引っかからず、すり抜けて細胞内へ侵入してしまう現象です。

海外の追跡研究でも、流行株が新たな系統へ置き換わる局面において新型コロナウイルス再感染率が顕著に跳ね上がることが立証されています。「過去に罹患したから抗体を持っている」という過信は、変異し続けるウイルスに対して通用しない防具を掲げている状態に近いと言わざるを得ません。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。