男性議員が大半を占める衆議院本会議場において、女性政治家がどのような服装を選ぶかは、常に無言の主張となり得る。かつて「鉄の女」サッチャー元英首相がそうであったように、政界における衣装は単なる服飾ではなく、戦闘服でもある。
高市氏がスカートを身に纏う際、その色使いや生地感には細心の注意が払われている。力強さを表す濃紺や黒だけでなく、柔らかいトーンのカラーを取り入れることで、従来の支持層に加え、無党派層や若年層に対するアプローチを意識していることは明白だ。永田町の記者席からも、「従来のストイックな印象から、包容力を感じさせるイメージへの転換を狙っているのではないか」という声が聞かれる。