Instagramの最高責任者であるアダム・モッセーリは、プラットフォームの滞在時間向上とエンゲージメント率の強化を目指し、表示アルゴリズムと推奨アスペクト比の設計を幾度となく調整してきた。かつて正方形写真の共有空間としてスタートしたプラットフォームは、いまや縦型動画を中心としたマルチメディア構造へと完全に脱皮を遂げている。
アルゴリズムは現在、ユーザーの画面上に長時間を留める視覚コンテンツを明確に優遇する。画面を大きく占有する縦長比率は、必然的にインプレッション数を底上げする効果をもたらすのだ。時代の要求に合わせて動画と静止画の境界を曖昧にする改修が続く中、クリエイター側にも規格の変化に迅速に適応する柔軟性が求められている。