本校のルーツは1863年(文久3年)、蘭学者であり軍人でもあった近藤真琴が創設した私塾「攻玉塾」にまで遡る。日本最古級の私立学校としての歩みは、そのまま日本の近代化の歴史と重なる。海軍兵学校への登竜門として名を馳せた時代を経て、常に国家の発展を支える人材を育成してきた。
同校の卒業生として歴史に名を刻む代表格が、元首相の高橋是清だ。卓越した財政手腕で日本を救った彼の合理的かつ不屈の精神は、現代の校風にも色濃く残る。単に知識を蓄積するだけでなく、国家や社会にどう貢献すべきかという高い志を持たせる教育。それこそが、創立以来変わることのない攻玉社のバックボーンである。