のし梅さん太郎の原料は魚肉?昭和から令和を掴む甘酸っぱさの真相

のし梅さん太郎の原料は魚肉?昭和から令和を掴む甘酸っぱさの真相

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一口食べれば梅の爽やかな酸味と甘酸っぱいタレの風味が広がる。しかし裏面の原材料表示をまじまじと見つめた消費者は、誰もが一度は目を丸くする。主原料のトップに記されているのは、梅肉ではなく「魚肉すり身」だ。

分類上、この商品は純粋な菓子ではなく珍味・魚肉加工品に属する。スケトウダラなどの魚肉をすり潰してシート状に薄く延ばし、丹念に焼き上げたベースに特製の梅エキス調味液をコーティングしている。山形県の伝統銘菓である「のし梅」の食感と風味を、手軽なスナックとして再解釈した菓子・食品製造業の巧みな技術がそこにある。魚肉の持つアミノ酸の旨味と、梅のクエン酸が合わさることで、他にはない唯一無二のコクを生み出しているのだ。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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