立川雲水は、1963年12月生まれで大阪府出身の落語家です。本名は吉田 幸生(よしだ ゆきお)。還暦を超えてなお精力的に活動を続けています。
雲水が落語立川流の門を叩いたのは1989年のことでした。当時から妥協を許さない指導で知られた七代目・立川談志に弟子入りし、前座名「関西(かんさい)」を名乗ります。その後、1993年に二ツ目へ昇進したタイミングで現在の高座名である「雲水」へ改名しました。
落語立川流は、既存の落語協会や落語芸術協会とは異なり、真打昇進に厳しい基準(古典落語の演目数、歌舞音曲や講談・都々逸の修得、師匠談志が認める基準など)を課すことで知られています。雲水はこの難関を乗り越え、2009年春に真打昇進を果たしました。現在も東京や関西圏を中心とした定期的な独演会や落語会に出演し、円熟味を増した語りで固定ファンを惹きつけています。