受験生の動向を左右する駒場高校の倍率は、2026年入試でも高止まりの様相を見せています。普通科の一般入試実質倍率は男子が1.5〜1.7倍、女子が1.6〜1.8倍前後で推移しており、男女合同選抜の完全定着に伴い、内申点と記述力に優れる女子受験生の層が厚くなっている点も特徴です。
一方、都立で唯一の設置となる駒場高校の普通科・保健体育科のうち、保健体育科の一般倍率も1.5〜2.0倍近いハイレベルな争いが続いています。筑波大学や日本体育大学といった名門体育系大学への進学パイプや、全国区で戦える指導体制を求めて、都内全域からトップアスリートが集結するためです。
近年の都立駒場高校の入試難易度の経緯を振り返ると、進学指導特別推進校への指定以降、国公立大学現役合格を目指すカリキュラム改革が進み、学力上位層が日比谷や戸山からの併願・志望変更先として駒場を第一志望に据えるケースが増加しました。校舎の改修や充実したICT環境も人気の底上げに寄与しています。