仁子さんの名前が全国的なワイドショーのトップニュースとして報じられたのが、2012年末から2014年にかけて表面化した「江角マキコ氏マネージャーによる落書き事件」です。
発端は、2人の子供が通っていた名門私立校(青山学院初等部)における保護者同士のコミュニティでした。当時、カリスマ女優としてママタレの頂点に立っていた江角マキコ氏と、保護者会の中でも信頼を集めていた仁子さんとの間で、育児方針やママ友グループ内のコミュニケーションを巡る確執が生じました。その後、江角氏の当時の担当マネージャーが、深夜に長嶋一茂邸のガレージや外壁にスプレー塗料で「バカ息子」などと落書きした事実が週刊文春等の報道によって発覚しました。
事件発覚直後、世間は騒然としましたが、このとき仁子さんと一茂氏が見せた対応は極めて冷静でした。警察への被害届は提出したものの、感情的に相手を攻撃するメディア露出を控え、法的・社会的な手続きを粛々と進めました。この大人の対応によって、長嶋家側の社会的信用は一切傷つくことなく、むしろ騒動を起こした側の自滅という形で幕引きを迎えました。
名門校特有の「お受験コミュニティ」において、感情に流されず、子供と家庭のプライバシーを守り切った仁子さんの危機管理能力は、まさに銀座の夜で幾多の修羅場をくぐり抜けてきた経験に裏打ちされたものでした。