高嶋政宏さんの人生において唯一無二のパートナーであるのが、実力派ミュージカル女優のシルビア・グラブさんです。スイス人の父親と日本人の母親を持つ彼女は、圧倒的な歌唱力と舞台上での存在感で演劇界を牽引してきました。
二人の出会いは2000年に上演された東宝ミュージカルの金字塔『エリザベート』の舞台稽古でした。政宏さんは物語の狂言回しであるルイジ・ルキーニ役、シルビアさんは妖艶なマダム・ヴォルフ役を熱演。ストイックに舞台表現を追求する者同士、現場でプロとして激しくぶつかり合い、互いの演技力と人間性に惹かれ合うまでに時間はかかりませんでした。
約5年間にわたる真剣交際を経て、2005年に二人はハワイで挙式。2026年を迎えた現在、結婚生活は満21年、22年目という長きに達しています。
テレビ番組などでの共演時に見せる二人のやり取りは、単なる「仲良し夫婦」の枠組みを遥かに超えています。政宏さんが偏愛するプログレッシブ・ロックやニッチな趣味に対して、シルビアさんは呆れつつも深い愛情をもって受け流し、シルビアさんの多忙な舞台スケジュールを政宏さんが料理や家事で全力サポートする姿が度々報じられています。
舞台関係者は次のように語ります。
「二人の関係の根底にあるのは『対等なリスペクト』です。どちらかが家庭に入って尽くすという封建的な形式ではなく、お互いが表現者として一人立ちしているからこそ、適度な距離感を心地よく維持できる。このバランス感覚こそが、20年以上スキャンダル知らずの秘訣でしょう」