ネット上の掲示板やSNSでは、エキゾチックな容姿や特定の趣味・特技を持つタレントに対して「実はロシアハーフなのではないか?」という憶測が飛び交うケースが少なくありません。代表的な事例を検証し、噂が生まれた背景を紐解きます。
典型的な例が、人気声優の上坂すみれです。ロシアの歴史や軍事、ソ連カルチャーに対する造詣が極めて深く、上智大学外国語学部ロシア語学科を卒業しており、流暢なロシア語を操ることや白皙の美貌から「ロシアの血が入っているのでは」と長年噂されてきました。しかし、本人は公式インタビューやメディアで「純粋な日本人であり、ロシアが好きで勉強した」と明言しており、血統ではなく本人の情熱と学びによって培われた文化的背景であることが分かっています。
また、タレントの滝沢カレン(父がウクライナ人、母が日本人)やモデルのローラ(父がバングラデシュ人、母が日本人とロシア人のクォーター)のように、旧ソ連圏やクォーターとしてのルーツが一部のネット記事で混同され、「ロシアハーフ」と大雑把に括られて拡散された事例も散見されます。
このように、インターネット上で「ロシアハーフ 噂の真相」として語られるトピックの多くは、「ロシア語の流暢さ」「肌の白さや瞳の明るさ」「旧ソ連圏ルーツの混同」という3つの要素が複雑に絡み合って生まれた都市伝説であることが取材調査から確認できます。