Q1:スヌーズボタンを5分おきに何度も押して起きるのは体に悪いですか?
A1:明確に悪影響があります。スヌーズを繰り返すと、脳が覚醒と睡眠の境界で何度も寸断され、疲労回復どころか自律神経の混乱を招きます。結果として睡眠慣性が長引き、日中の集中力低下や倦怠感に直結するため、スヌーズ機能はオフにし、前述の「2段階アラーム法」への切り替えを推奨します。
Q2:休日に平日の寝不足を解消する「寝だめ」と二度寝は何が違いますか?
A2:メカニズムは似ていますが、影響の規模が異なります。休日に平日より2〜3時間以上長く眠る「寝だめ」は、概日リズムを後ろへ大きくずらし、日曜の夜に眠れず月曜朝に体調を崩す「社会的時差ボケ」を引き起こします。平日の睡眠不足を補うなら、起床時間を変えずに夜30分早く寝るか、午後に15〜20分の仮眠(パワーナップ)を取るのが医学的に正しい回復法です。
Q3:冬場になると特に二度寝の欲求が強くなるのはなぜですか?
A3:日照時間の短縮と気温の低下が直接関係しています。冬は朝の日の出が遅いため、覚醒を促すセロトニンの分泌が遅延します。さらに、布団の外と室内の温度差が大きいと、体温を逃がさないように交感神経が急激に緊張し、体がお布団の中の温もりを守ろうと防衛的に眠り続けようとするためです。起床の30分前から暖房をタイマー予約し、部屋を暖めておくことで大幅に緩和されます。