時計の針を巻き戻すと、瑛太の弟の逮捕の真相は芸能界のみならず社会全体に強烈なインパクトを与えました。2023年6月16日未明、警視庁組織犯罪対策部が東京都目黒区にある永山絢斗の自宅マンションを家宅捜索し、乾燥大麻約1.694グラムを所持していたとして大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕しました。
同年8月28日に東京地方裁判所で行われた初公判において、黒のスーツ姿で出廷した彼は起訴内容を全面的に認めました。法廷でのやり取りによって、永山絢斗の裁判と判決の経緯における衝撃的な事実が明らかになりました。
検察側の冒頭陳述や本人の供述によると、初めて大麻に手を染めたのは18歳から19歳の頃、知人の勧めがきっかけでした。一度は使用をやめていたものの、2020年夏頃、仕事上の重圧や睡眠障害に悩まされたことで再び手を伸ばしてしまい、以降は常習的に自宅で吸引を繰り返していたと赤裸々に告白しました。法廷で彼は、小さな声ながらもはっきりと次のように述べています。
「多くの方を裏切り、傷つけてしまったことを心から反省しています。二度と薬物には関わりません」
2023年9月1日、東京地裁は「大麻に対する親和性や依存性は看過できないが、反省の態度を示し、再犯防止の誓約をしている」として、求刑通り懲役6月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。この判決により、彼が背負う社会的制裁と長い贖罪の道が確定することとなったのです。